「フィジェットトイ」は、ハンドスピナーを代表する暇つぶしのおもちゃです。ハンドスピナーは2017年に流行語大賞にもなったおもちゃですが、それ以降も実は色々な種類のフィジェットトイが発売されています。
コロナ禍でストレスが増えたり、テレワークでデスク作業ばかりになった、という方は多いのではないでしょうか。
デスクワークの息抜きや日頃の小さなストレス解消にフィジェットトイは役立ちます。
今回は、コロナ禍を機に再燃の可能性があるフィジェットトイについて紹介していきます。
フィジェットトイとは
フィジェットトイとは、手持ち無沙汰な時に使う暇つぶしをする為のおもちゃのことです。基本的には『回すだけ』『押すだけ』というような単調な動きを繰り返すおもちゃです。
2017年にハンドスピナーが流行してからフィジェットトイという言葉が使われ始め、各メーカーから様々な形式のフィジェットトイが発売されています。
フィジェットトイを使うだけで何かの能力が成長ことはありません。ただただ意味のない単調な動作を繰り返すだけのおもちゃです。
ただ、その目的の無い遊びに集中することでストレスが解消されたり、手を動かすことでの脳の活性化に繋がることもあるようです。
フィジェットトイのおすすめ5選
【ハンドスピナー】回すフィジェットトイ
フィジェットトイの中で一番有名なハンドスピナーは『回す』おもちゃです。
使い方としては、2つの指で中央部分を挟み込み、もう片方の手で勢いよく回転させます。回転部分にベアリングが入っているので、長い時間安定して回るように作られています。
Youtuberのヒカキンさんが動画で度々使っている「民族」と呼ばれるハンドスピナー。赤・緑・青の模様が特徴で、回すと鮮やかな虹のように見えます。
こちらも定番の形のハンドスピナー。光沢のある表面とスポーティーなデザインがかっこいい商品です。
ハンドスピナーにも色々な形がありますが、その中でも1つ目に掲載した3色のラインが入っているタイプは、『民族』という名で大人気の商品となりました。そのヒットのきっかけを作ったのが、ヒカキンさんの兄であるセイキンさんです。
Hikakin TVでヒカキンさんとセイキンさんが、たくさんの種類のハンドスピナーを回していく動画がありますが、その中で絶賛されていたハンドスピナーがこの『民族』。
その後のヒカキンさんの動画内でも、『民族』を回して楽しむシーンが随所に出てきます。1人でボーッと回すも良し、友達と回る時間で競うのもおもしろそうですね。
【フィジェットキューブ】サイコロ型のフィジェットトイ
サイコロ型のフィジェットキューブは、数種類の感覚を味わえる多面式フィジェットトイです。
12面式のフィジェットキューブで、ボタン・スイッチ・ジョイスティックなど、色々な感覚を楽しめます。
6面式のフィジェットキューブ。直径3.3cmの手軽なサイズなので、手になじみやすく持ち運びも簡単です。
フィジェットキューブは6面や12面のものがあり、それぞれの面ごとに違うタイプの仕掛けが設置されています。
・スイッチ:カチッカチッと切り替えるオンオフ型。
・ジョイスティック:ゲームコントローラのような360度回るスティック。
・ボタン:押すだけのクリック型。
ハンドスピナーは『見て』楽しむ部分も含まれていましたが、これは手の中で『いじる』という感覚に特化した商品です。
【インフィニティキューブ】立方体型のフィジェットトイ
インフィニティキューブは、立方体の塊が無限に変化していく独特な感覚を楽しめます。
8つのキューブから構成されているシンプルなデザイン。プラスチック製のフィジェットトイと比べて重厚感があるので、デスクに置いても違和感がありません。
インフィニティキューブは8個の小さなキューブから構成された1つの立方体の形で出来上がっています。
それぞれのキューブは、ある一定の方向に回転できるようになっています。動かしてみると、立方体が開いたり閉じたりし続ける独特な動きや感触にハマってしまうでしょう。
【スピナーリング】指輪型のフィジェットトイ
スピナーリングは、指輪の外側を回すことができるリングです。
手持ち無沙汰な時にクルクルと回して楽しむことができます。シンプルで洗練されたデザインなので、普段使いのアクセサリーとしても身につけることができます。
指輪をつけていると、不安だったりそわそわする時に指輪を回したくなりませんか?
このリングは、円の外側が回転する仕組みになっているので、直接肌を刺激せずに好きなだけ回すことができます。
メズモグローブ/メズモコイン
メズモグローブはデスクに置いて楽しむタイプのオブジェ型フィジェットトイです。
机に置いて回してみると、螺旋状に流れ落ちるような模様が動き続けます。
洗練されたデザインで、オブジェとして置くだけでも人気があり、落ち着きを与えてくれるフィジェットトイとなっています。
メズモコインは、メズモグローブと同様に机に置いて回すフィジェットトイです。
メズモグローブはオブジェとしての役割も備えていましたが、メズモコインは特に『回す』ことが強化された商品です。
コインの片面についてる球体を底にしてコマのように回すこともできますし、垂直に立ててコインの側面を使って回すこともできます。
フィジェットトイでストレス解消
フィジェットトイは、回したり見たりする”だけ”のおもちゃです。
それだけでは何の役にも立ちませんが、手持ち無沙汰の解消や、無意識な癖や手遊びを行うことで、想像力を高めたり、ストレスが解消されることもあります。
無駄と思われる行動でも、人ってスイッチを押し続けたくなったり、プチプチを触り続けたり、ボールペンをカチカチしたり、というような行動をついやっていまいますよね。
そのような自分の無意識の中にある小さな欲求を満たしてくれるのが、フィジェットトイです。