Tシャツの汗染み気になりますよね?さらっと着こなしたいのに、汗染みが脇や背中、胸に見えると一気に印象が変わってしまいます。
私は汗かきなので、Tシャツの汗染みには特に慎重になります。生理現象なので仕方ないものでも、汗染みは無いにこしたことはありません。
そこで今回は同条件の下、2つの無地Tシャツで汗染みの比較を行いました。
◆比較商品
・エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ
・PRO CLUB無地Tシャツ ヘビーウェイト
汗染み比較商品と条件
比較した商品
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)
素材 | 綿53%,ポリエステル30%,複合繊維(ポリエステル)17% |
使用期間 | 未使用(新品),洗濯なし |
・表地はコットンで裏地がエアリズムという画期的な生地。
・肌ざわりが良い質感に加え、ドロップショルダーと長めの袖丈でオーバーサイズを演出。
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖) – ユニクロ
PRO CLUB
素材 | 綿100% |
使用期間 | 1年程使用,100回以上洗濯 |
・アメリカのブランドでUSサイズのゆったりとした着心地。
・肉厚な生地で首回りも耐久性に優れており、ストリートウェアとして人気が高い。
PRO CLUB 半袖無地Tシャツ ヘビーウェイト-Amazon
やはり名称に『エアリズム』が入っていると通気性や速乾に優れているイメージが第一印象です。
対する綿100%のPRO CLUB側は、私が今まで毎日愛用しているTシャツです。ヘビーウェイトで生地が厚めなので、通常の綿Tシャツと比べると、汗染みは気にならないです。
比較条件
こちらの方法で汗染み具合を比較していきます。
カラー | 双方とも無地のブラックを使用 |
カメラ | iPhoneXの標準カメラ(加工なし) |
照明 | 自宅内に標準設備のシーリングライト |
環境 | 室温26~27度.湿度約65% |
※iPhoneのカメラで撮影している為、目で見た色味よりも若干の違いはあります。より染み具合がわかりやすく写っています。
汗染み比較スタート
水を付ける前の裏地
綿100%のPRO PLUBは、表地/裏地の違いが無いのに対して、エアリズムコットンは表地が綿より少しツヤのある感じ。裏地はがっつりポリエステルな見た目です。
それでは、実際にこれから水を付けて時間経過とともに比較していきます。
汗染み比較:0分後
水を付けた直後の表地比較です。
・エアリズムコットン:水を付けた範囲がそのままの大きさで表地にくっきり染みている状態。
・PRO CLUB:水を付けた範囲が全て表地に染みていない状態。染みの濃さも近づいてよく見ないとわからない程度にじんわり湿ってる見た目です。
汗染み比較:3分後
水を付けてから3分後の表地比較です。
・エアリズムコットン:水を付けた直後の状態とほとんど変わりありません。
・PRO CLUB:先ほどよりは少しだけ染みが濃くなりましたが、離れてギリギリ湿ってるのがわかる程度です。
汗染み比較:10分後
水を付けてから10分後の表地比較です。
・エアリズムコットン:若干ですが、染みの範囲がじんわり広がっているように見えました。染みの濃さは変わらず。
・PRO CLUB:先程よりは染みの範囲は広がり、濃さも少しだけわかりやすくなっていますが、それでもエアリズムコットンと比べると1/3程度といったところです。
汗染み比較:15分後
水を付けてから15分後の表地比較です。
・双方とも10分後の比較とほとんど変わらず。
15分後以降も観察しましたが、これ以上大きく/濃くなることは無かったです。
濡れた状態の裏地の感触
濡れた状態で裏地に触れてみました。
・エアリズムコットン:ヒンヤリ感が強く、濡れの度合いが大きい直後は肌に少しピタッとくっつく感触ですが、少し時間が経てばサラサラと着心地は良い。
・PRO CLUB:じんわり湿ってるという感触が続き、不快感は若干あり。
汗染み比較結果
表地への染み具合は綿100%が目立たない
エアリズムコットンは裏地を濡らした直後から、濡らしたそのままのサイズで表地にも染みてきます。
また染みの濃さも、直後から目でハッキリとわかるレベルで、数十分ではその濃さは変わらない状態でした。
PRO CLUBは、裏地を濡らした直後~3分後までは、ほとんどわからない染みの濃さで、範囲も小さいです。以降に範囲は少しずつ大きくはなりますが、それでもエアリズムコットンより染みの範囲が大きくなるという事は無し。
着用感はエアリズムコットンが良好
今回は汗染みの比較ということで、『裏地が濡れた時の表地への染み具合』を見ました。
しかし、エアリズムコットンの着用感は裏地の肌触りが良く、生地自体も柔らかい為、着心地は断然に良いです。
袖丈やシルエットも日本人の体型/好みに合っている為、汗染みを気にしなければ常用したくなるレベルです。