初めての一人暮らしでやるべきことは?部屋探しから入居までの流れ

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新生活はワクワクしますよね。これから新しい職場に勤務する、実家から離れた学校に行く、とにかく今の住居から引っ越したいなど、一人暮らしを考える理由は様々です。

特に初めて一人暮らしを始める時は、何から考え始めて、何から手をつけて良いかわからないと思います。今回は一人暮らしをしたいと考え始め、部屋探しから入居するまでの流れをまとめました。

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初めての一人暮らしで部屋探し前にやること

電車内で賃貸を考える男性

一人暮らしをしたいと思い立ってから、部屋探しを進める前にやっておくことを解説します。
入居費用等のお金に関する内容は、地域や物件によっても変動するので、あくまで私が引っ越した時を参照にして大まかに書いてます。

一人暮らしをしたい理由を決める

一人暮らしをしたい理由の例

・金銭や食事・生活等の自己管理を自立させたい。
・自分の好きな時間で好きなことを好きなタイミングでやりたい。
・友人や恋人を家に呼びたい。

まずは一人暮らしをする理由を決めます。

転勤や入学などのやむを得ない場合を除き、自分の意志で実家暮らしから一人暮らしに移行する場合は、理由を決めておいた方が良いです。

現在同居している親や家族への説得には、明確な理由が必要になります。

また、いざ一人暮らしを始めてみても、全てが思い通りに行くわけではありません。そんな時に自分で決めた理由があると、頑張って続けようという支えになります。

家賃と生活の予算を決める

自分の収入→どの程度の家賃が払えるか。
・自分の支出→月にどのぐらい生活費がかかるか。

今の自分の金銭状況から家賃と生活費の予算を決めていきます。生活の予算に関しては、なるべく具体的に把握した方が一人暮らしを始めた時に役立ちます。

おすすめの方法として、一人暮らしを始める前に家計簿アプリを使って自分の支出を記録してみましょう。3カ月程続けることで、自分はどのような支出の生活を送っているのか把握することができます。

そこで見えてきた自分の生活ラインから、家賃を決めて物件を選んでいくことで、引っ越した後に困ることがなくなります。

連帯保証人を決める

『連帯保証人』とは?

連帯保証人とは、家賃を滞納されたり、部屋を壊されたりして本人に請求ができない時に、本人の代わりに請求される人=保証人です。

意外と忘れやすいのが連帯保証人。事前に保証人を誰にしておくか決めておきましょう。

連帯保証人は入居契約の中でも、とても重要な事項になるので、事前に決めておき、その保証人になる人にはしっかりお願いをしておきましょう。

普通に生活している分には何も影響はでませんが、人生何が起こるかわかりませんので、家族や親族といった信用のおける人に依頼をしておく方が良いです。

引っ越すまでの費用を確保する

入居までにかかる費用

・入居までにかかる初期費用
 敷金.礼金.仲介手数料.火災保険料.鍵交換費用.前家賃.引っ越し代..等

一人暮らしを始めるには、基本的にこれだけの初期費用が発生します。

これが地域や物件によって、敷金/礼金/手数料が無料だったり、家電がついてる物件だったりと様々なので、自分が選ぶ物件によって金額は大きく変わってきます。

最初から家賃と生活費だけ用意すればいい、という話ならすごく簡単ですが、そういうわけにはいきません。

入居(契約)後にかかる費用

・入居後の家具・家電の購入費用
 洗濯機.冷蔵庫.家具.生活雑貨…等

入居のための契約をした後は、生活するための家具や家電を購入する必要があります。私の場合、家具家電の購入費用で約15万円程の出費がありました。

初期費用を安く抑える為には、なるべく敷金礼金が発生しない物件を中心に選びましょう。

また、実家から荷物を持って行くための引っ越し費用は、無料で一括見積りをとってくれるサイトを活用した方が、手間も省けて効率的です。

引っ越し業者見積りサイトの【LIFULL引っ越し】は、全国130社以上の引っ越し業者から一括で見積りをとることができます。

利用された人には、抽選で最大10万円のキャッシュバックが当たるキャンペーンも実施しています。

見積りを上手に使い、浮いた分を生活費や家電費用にあてることで、より良い一人暮らしを始めることができます

初めての一人暮らしの部屋を探す

さぁ、いよいよお部屋探しです。今の時代は不動産屋に行って、物件探しの相談をしなくても、ネットで条件を設定すればすぐに一覧で探すことができます。

必要な条件を決める

・絶対外したくない条件
 例:バストイレ別・フローリング・室内洗濯機置き場…
・無くても我慢できるがあった方が良い条件
 例:築年数●年以下・南向き・オートロック・独立洗面台…

自分が住む上で、絶対外したくない条件と、無くても我慢はできるがなるべくあった方が良い条件を決めておきましょう。

部屋探しをする時に、自分の好みと100%一致する物件に巡り合うのはなかなか難しいです。『これぐらいは我慢して生活できるかな』というラインを作ることで、物件の選択肢が広がっていきます。

お部屋探しのサイトを見ていると、この条件を外すとそれ以外の内容はピッタリな部屋が出てくるといった絶妙な瞬間が訪れます。その時の自分との葛藤は凄まじいものがあります。

ちなみに、私が住んでいる物件は『24時間ゴミ出し可能(市の指定ゴミ袋不要)』という内容があります。これは特に住む前は気にしていない条件でしたが、今はこの物件で好きな条件のベスト3に入るほど便利です。

このように、住んでみて初めて便利さがわかる条件もあります。

地域と間取りを決める

住む地域

現在働いてる仕事の場所を基準に探す人は、なるべく通勤路付近にコンビニ・スーパー・ドラッグストアがある辺りで探した方がベストです。

転勤や通学等で新しい知らない土地に住む人は、その地域の治安を検索したり、Google Mapを見ればどういうお店があるのか見ることができます。

今や過疎地でもネットショップでなんでも買える時代ですが、普段の生活の動線にお店があるのは、想像している以上に便利になります。

部屋の間取り

一人暮らしだと、1R・1K・1DK・1LDKの間取りで十分です。

私の場合は、キッチン部分が区切られていることが絶対条件だったので、1R以外の間取りで探していました。

同じ間取りでも、部屋の形や広さ、ロフトがあったり階数が違ったりと、見ないといけない部分はたくさんあります。

簡単に探せるからと言って、引っ越しを予定している期間の直前になって探し始めると、いくつも妥協点を作ってしまう結果になりかねません。余裕を持って楽しむぐらいの気持ちで、暇な時に住む地域の物件を探しておき、どういう部屋があるんだというイメージを持つことは大切です。

1つの物件に絞らない

様々な条件と部屋の内容を吟味し、やっと理想の部屋と巡り合えたとしても、内見をして申し込んだ時点で、すでに他の人が申し込んでいる(あなたは2番手よ)なんて言われる事は珍しくありません。

その物件の条件が良かったり、人気の地域だったり、不動産の繁忙期にはその確率が高くなります。

1つの物件に絞っていると、その物件がダメになった時、またイチからの部屋探しとなります。
そうならない為にも、いくつか候補の部屋は考えておきましょう。

内見をする

申し込む前に実際に部屋の中を見ることを内見といいます。内見は絶対にしましょう。百聞は一見にしかずです。

これから数年間、もしくは生涯暮らすことになるかもしれない部屋です。その部屋の内容を、書かれている文字と数枚の写真で判断するのはとてもリスクが高いです。良いと思っていた物件が微妙だったり、微妙だと思っていた物件が良かったりすることも多いです。

初めての一人暮らしの申込みから入居まで

住みたい部屋が決まった後、入居までにもやる事がたくさんあります。何かを用意したり行動したりという1番めんどくさい時期もこの時期かもしれません。

入居申し込み

部屋を探し、内見をして、この物件に住みたい!と決まった後、不動産会社に申込みをします。

この入居申込みは、あくまで”申込み”であって”契約”ではありません。

上にも書いたように、人気の物件や繁忙期などには既に他の申込みが入ってるなんてことはザラにあります。

既に他の申込みがあっても、その人が入居審査で落ちた場合やキャンセルがあった時は次の順番という流れになります。あなたが迷っている時間が長い程、他の人に申し込まれるリスクも高くなります。

この『入居申し込み』の時点で、自分や連帯保証人の勤務先情報等を記載することになるので、すぐに申込みができるように事前に用意をしておきましょう。

入居審査

入居審査に落ちる理由

・家賃と収入が見合っていない。
・書類の不備。
・クレジットカードの滞納がある。
・あなたの態度が悪い。

入居申込後、大家さんや保証会社の審査が入ります。賃貸物件は部屋を貸しているわけですから、貸す側もしっかり家賃を払える人で安全な人に住んでほしいです。

こういう人は入居審査に落ちてしまう可能性が高いですが、『態度が悪い』という点は、普通の格好で常識のあるコミュニケーションができれば問題ないです。

面接でもないですからスーツなんかでビシっとキメる必要もないですよ。

入居

入居審査に合格した後は、重要事項説明を受けたり、諸々の契約手続きをし、鍵を貰っていざ入居です。この瞬間が一番ワクワクします。

ただ、その高揚した気持ちは一旦抑え、もう1度重要事項説明書に目を通しましょう。
この部屋はあなたの物ではなく、大家さんから借りている物です。また、隣や上下には他の人の生活もあります。

しっかりその物件の決まりは守って楽しい一人暮らしライフを送っていきましょう!

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