【頑張るの使い方】頑張るの効果と注意するタイミング

頑張るぞ!頑張って!
今や当たり前のように口から出てくる言葉です。

自分を鼓舞する時や、相手を激励する時、応援する時などによく使います。
ただこの言葉が、人によってはプレッシャーや負担に感じて逆効果になる場合があります。

より効果的に使う、または相手に負担を負わせてしまわないように、『頑張る』という言葉について掘り下げてみました。

頑張るの語源と意味

頑張るの語源

・眼張る
「見張る」=『一定の場所から動かない』という意味から現在の使い方に変化していった説。

・我を張る
自分の考えを押し通す意味から変化していった説。

言葉は確かに似ていますが、元々の意味からすると、現代はだいぶ幅広い意味で使われるようになってますね。

頑張るの意味

・困難にめげずに我慢してやり抜く。
・自分の考えや意志をどこまでも通そうとする。

語源からくる基本的な意味としては、上の2つです。
ただ、現代の使い方としてはもっと幅広いです。

・受験勉強を頑張る。
→勉強量を増やしたり、苦手科目を克服する為に努力する意味になります。

・好きな人を振り向かせられるよう頑張る。
→メイクを勉強したり、服装を変えてみたり、話す内容や性格を変えてみる等の努力をする。

・仕事で結果を出せるように頑張る。
→与えられた仕事をこなし、アイディアを自分から生み出せるようにする。

・絵がもっと上手くなるように頑張る。
→絵の描き方について学び、絵を描く量を増やす。

様々な場面で頑張るという言葉は使うことができますが、その場面によって少し意味合いも変わってきます。

1つ共通していることは、『努力する』という点です。
その『努力する』という意味合いが、他人へ使う場合は少し注意が必要かもしれません。

勉強を頑張る男子学生

『頑張って』を使うタイミングと注意点

“頑張る”には『努力する』という意味が付いてきます。
使うタイミングとして、良い場合と悪い場合を考えてみました。

自分に頑張れと使う場合

・甘い自分に喝を入れる時

これが変に副作用もなく、1番良いタイミングなんじゃないかと思います。誰でも頭ではわかっていても、ふとした瞬間に自分に甘くなってしまう時はあります。
そんな時に心の中で自分に頑張れと声をかければ、少しは気も変わるかもしれません。

・良い結果がなかなか出ない時

プライベートや仕事で良い結果が出ない、失敗続きの時ってありますよね。そこで諦めてしまっては水の泡。もう少し続けてみれば良い結果が待っているかもしれません。
自分を鼓舞して継続できるように支えの言葉になります。

・新しい環境に挑戦する時

人生いろいろ。新しい人と出会ったり、新しい物事に挑戦したり、新天地に入ってみたりと、環境が変わるとそこに順応したり学ぶ努力が必要になってきます。
そのスタートラインで使うことで、相手に与える第一印象も変わってくるかもしれません。

相手に頑張ってと伝える場合

・スポーツの応援

必死にプレーしている選手を見ると、自然と『頑張れ!』と応援したくなります。
見ている側も選手側も、同じ”勝つ”という目標に向かっている時に使うと効果絶大です。

・落ち込んでいる人に

失恋した人、なにかで失敗した人、次の機会があるのはわかっているけど、なかなか次に踏み出せないタイミングで使うと効果的です。

・チームや組織の士気を高める

集団の団結力が高まった時の絆というかモチベーションの上がり方は尋常じゃありません。
学生時代の普段はだらしないクラスの雰囲気が、体育祭や合唱などで一致団結した時は自分の心にも深く残ります。

これから努力する人や同じ目標がある人に効果的

これから頑張ろうとしてる人、頑張りたいけど後押しが必要な人、共通の目標があって応援する時などに使うと効果的です。

努力することが目標に繋がる、努力をした方が良いと自分/相手が思っている時にはどんどん使った方が良いと思います。

注意点

『頑張れ』と相手に伝える時、状況によってはこう捉えられることもあります。

・もう頑張っているのにこれ以上どうすればいいの。
・そりゃ口で言うのは簡単だよ。
・上から目線だ。

頑張るという言葉は、他人に対して多かれ少なかれムチを打つ言葉です。
それが良い後押しになるか、無責任な石投げになるかは状況と伝え方次第になります。

既に努力をしている人

頑張り過ぎて疲れている人に頑張れと伝えても、これ以上頑張れないと余計にプレッシャーとなってしまいます。

努力をするのは大事ですが、その分結果が出なかった時のショックは大きいし、そうなった時の責任なんてとれません。
その為、既に頑張っている人からすると、無責任な言葉に聞こえる場合もあります。

努力じゃどうにもならない状況の人

病気を患っている状況や家庭環境の問題など、その人の努力だけではどうにもならない事が多々あります。
そんな状況の人に励ましの意味で頑張れと声をかけても、逆に負担になってしまう可能性が高いです。

間違った努力をしている時

仕事・生活・恋愛などで、ちょっと間違った努力をしている人も中にはいると思います。
そこで責任の無い立場から、状況をあまり把握せずに気軽に応援の言葉をかけると、後々悪い結果になった本人はショックを受けてしまいます。

本来、相手に良い結果を望む時にかける言葉だと思うので、しっかり状況は把握した上で使っていきたいです。

自分で相手に頑張ってると伝える

『頑張る』という感覚は人それぞれで個人差があります。自分が頑張っているという事を相手に伝えたところで、それが評価につながる可能性はとても低いです。

もしどうしても努力を伝えたいのであれば、どう頑張ってきたかを具体的な内容として伝えられると良いでしょう。

自分の支えの言葉として使う

ツラい時・何かに挑戦する時・周囲の評価が高い時に、自分自身に頑張れと唱える時もありますが、頑張り過ぎてしまうのは要注意です。

頑張るというのは、その時の素直な不安や逃げの感情を麻痺させる効果があります。
あまり自分を頑張らせ過ぎてしまうと、気づいた時にはなにかしらの障害を引き起こしてしまうこともあります。

砂漠を歩く男性

あとがき

なにかと頑張らないといけない事が多いですが、頑張りすぎもよくない。
色々経験して客観的に見ていけば、本当に頑張らないといけないタイミングも見えてくるんじゃないでしょうか。

2020年からコロナが流行り始め、世界全体が頑張っている状況です。
まぁ常に頑張ってるんですから、たまには頑張らない時期があっても良いと思います。

息抜きをしながら、用法・用量を守って適切に使っていきましょう。

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