新卒がブラック企業に染まりやすい理由と求人の見分け方

ブラック企業で働きたいですか?
なるべく働くならホワイト企業な方が良いです。

色々な言葉を飾りにブラック企業は多数存在しますし、その会社の中で嫌々働いている人もたくさんいます。

僕自身も過去にブラック企業で働いていましたが、この黒色に染まりやすい人たちが『新卒』です。

・これから就職活動をして社会に羽ばたいていく。
・既に就職したがここってブラックなのか?
・ブラックなのはわかるがすぐに辞めてもいいのか。

こういった人たちの1つの望みになってもらえれば幸いです。

ブラック企業とは?

ここ数年でブラック企業という言葉をメディアでもよく聞くようになりました。

国からも働き方改革や行政改革などを積極的に取り組んでいて、公務員でさえもブラックな環境で働いていることが明らかになってきています。

ブラック企業と言っても、具体的にこれと定義されてるわけではありませんが、一般的にはこのような特徴があげられます。

・極端な長時間労働やノルマを与える。
・正当な賃金や残業代が出ない。
・ハラスメントやコンプライアンス違反があり、改善意識が低い。

こういう内容は第三者からは見えにくい部分であり、わざわざ求人情報なんかに開示するわけはありません。
そして、入社した先の環境がブラックだったとしても、その問題に気付く前に『これが当たり前』という色に染まってしまいます。

特に染まりやすいのが新卒です。
社会経験も無く、大人としての意識が芽生え始めの若者にとっては、会社の上司=社会の先輩となります。

その先輩に強い言葉で指導を受けると、この苦労が社会では当たり前なんだという洗脳にかかってしまいます。

ブラック企業に新卒が染まりやすい理由

社会経験が無い

社会ではこれが当たり前だよ

ブラック企業としての問題が見える場合でも、社会経験が無い人にとっては、勤めた会社で先輩や上司に『これが社会の常識』と言われると、そういうものなんだと思ってしまいます。

また、そういった環境面に対して意見をあげても、考えが甘いと一蹴され、自分が甘いだけなんだと苦労を我慢して抱え込んでしまいます。

ある程度の社会経験を積むと、置かれてる労働環境に対して客観的に疑問が生まれますが、その経験が無い新卒にとっては疑問にすら感じられないことが多いです。

意識が高い

新卒の人は、これからが社会のスタートです。
将来のなりたい姿・収入・役職・人生など、様々なビジョンを持って社会へ羽ばたいていきます。

ブラック企業の特徴として、会社の方針や経営者の考え方・ビジョンを神格化して、その考え方を刷り込んでいきます。

◆ブラック企業の刷り込み
・毎日の朝礼や終礼で企業理念を読み合わせる。
・日頃から社長の素晴らしさを讃えられる。
・今は大変だが、見込みのない今後の成長を教え込まれる。

意識が高い人にとっては、『やりがい』が仕事にとって大きな材料になります。

やりがいなんて考え方や言い方でどうにでもなります。
大事なのは、今あなたがどういう環境で働いているかを考えてください。
体や心を壊してからでは遅いです。

転職のハードルが高い

少し”退職”の文字が浮かび始めても、次の段階として新卒生にとっては辞めたあとの転職先について不安がでてきます。

・せっかく新卒で入ったから、辞めようにも辞められない。
・すぐに辞めても職歴に傷がつく。
・石の上にも三年というし、我慢していれば考えも変わるかも。

このように考え、ずるずる悪い環境で働き続けると、後にたどる道は、自分が壊れるか洗脳が完了するかのどちらかです。

いつになっても、老いた数年より若い時の数年は貴重な時間です。
その貴重な時間を自分の成長に使えるように、もっと良い環境への転職へ行動する方が将来の為になります。

日の光が差す建物の地下

ブラック企業の見分け方

求人情報で見分ける

給与の幅が広い・異常に高い

給与金額の幅が広い場合、給与に残業代が含まれていたり、高いノルマを達成した上での給与が提示されてる可能性が高いです。

いざ入社してみると、求人情報でアピールしていた給与を受け取った人は過去に数名程度で、実際にはほとんどの人が最低ラインの給与で当たり前のように働いている、ということも多いです。

やりがいや理念のアピールが強い

アットホームな職場です!
・あなたが成長できる場所です!
・努力でいくらでも稼げる!
・やる気がある人求む!

このような具体的な業務環境よりも、意識的・精神論な内容の多い求人情報は要注意です。

意識的な言葉は言い方でどうにでもなります。
実際の業務内容・実績・数値といった、目に見える部分で会社を選びましょう。

内容が抽象的

求人情報が全体を通して抽象的なのは危険です。

具体的な仕事内容は見えないけど、やる気があれば誰でも入れそう。
こう感じる求人情報は要注意です。

抽象的な言葉はいくらでも事実を濁せますが、具体的な内容や数値は嘘をつきづらいです。

入社後に見分ける

精神論・根性論が多い

その他、精神論での指導が多く、張り切った朝礼など。

大声で社訓を全員で読み上げる。傍から聞くと信じられない人もいるかもしれませんが、令和の今でも実際にあります。

これが日課で毎日やってると慣れてくるもので、慣れの次はその考えが自分の思考に刷り込まれます。

また、業務の結果に対して具体的なフィードバックが無く、とにかく頑張る・努力が足りない等の根性論の叱責を多用するのも要注意です。

そんな指導を受けても自分の成長には繋がりません。

退職者を批判する

・あの人はやる気が足りなかった。
・途中で諦めるのはいけないことだ。
・自分ならこうして頑張っていく。

会社を去っていった人に対して批判をしたり、自分ならこう頑張れると自己肯定感を高めるような共有をします。

また、退職者が出たことに対して向き合っていない会社は、退職の原因を置き去りにしている可能性が高いです。

その為、ハラスメントや労働環境の改善から目を背けます。

辞めて良かったと思えるように

僕は実際に新卒の頃、ブラック企業に勤めていました。

その頃はすぐに行動に移せず、感覚も麻痺して、周りから転職を進められても意見を受け入れられない状態でした。

だんだんと仕事のストレスから生活環境も悪化し、プライベートも充実して過ごせなくなり、しまいには下手したら命を落とすような事故を起こしたこともありました。

今となっては辞めて良かったと心の底から思っていますが、なんで早く転職しなかったんだろうとも思います。あの時は自分を客観的に見れてたつもりが、目の前のことに一生懸命になり過ぎて盲目になっていました。

この記事を見ている方も、今一度自分の置かれてる環境を見直すきっかけになれば良いと思います。

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